27日に発表されたアメリカ代表招集メンバー。来月に日本、韓国との親善試合を控える同国代表は、現在アジアでも注目度が高い。
イタリアの名門ACミランに所属するFWクリスティアン・プリシッチやマルセイユのFWティモシー・ウェアなど、そうそうたる面子が集まっている。
現役時代にはバロンドールを受賞し「リベリアの怪人」として知られるジョージ・ウェア元リベリア大統領の息子、ティモシーはサッカー界でも有数の“二世選手”の代表格である。
そして今回のアメリカ代表にはもう一人、注目に値する二世選手が存在する。
GKとして招集されたチェゼーナ(イタリア2部)のジョナサン・クリンスマンは、ドイツ代表のレジェンドであるユルゲン・クリンスマン氏の息子として知られている。
クリンスマン氏は2010年代にアメリカ代表監督を務めており、カリフォルニア出身の息子ジョナサンは幼少期をアメリカで育った。
そうした背景から、ドイツ代表の父とは異なり、世代別代表の頃からアメリカ代表を選択していた。
クリンスマン氏は昨年までは韓国代表監督を務めていた。そのため今回対戦が予定されている韓国でもジョナサンの存在は大きく注目を集めている。
イタリアで飛躍中の期待株は世界に存在感を発揮できるだろうか。
【Qolyインタビュー】ヴィッセル神戸退団時「もう自分は終わってもいい」と引退も考えたMF中坂勇哉…FC BASARA HYOGOで歩む新たな道