日本企業DMMが保有するベルギー1部リーグのシント=トロイデン。

今季は、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、FW後藤啓介の日本人7選手が所属している。

そのシント=トロイデンは、23日に行われた第5節ズルテ=ワレヘム戦に2-0で勝利した。

後半7分、畑のアキレス腱を踏みつけるような危険なタックルをした相手選手が一発退場に。

相手が数的不利になると、後半27分に山本が先制点を奪取。得意の左足を振り抜くと、シュートは相手GKの腕を弾いてゴールになった。

そして、後半36分には、伊藤のパスを受けた後藤が右足のボレーシュートを放ち、こちらも相手GKの手を弾き飛ばしてゴールネットを揺らした。

昨シーズンは残留プレーオフの末になんとか1部に残留したシント=トロイデンだが、今シーズンは開幕5試合で4勝1分と好調で、暫定ながら首位に躍り出た。

現地紙『Sporza』は、「シント=トロイデンの歴史的シーズンスタート。5試合で勝点13は、1988-89シーズン以来の出来事だ」と伝えている。

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ワウター・ヴランケン監督も「90分間、ほとんどコントロールを失わなかった。相手にほぼやらせずに、冷静にボールを扱った。10人になった相手に対しては、非常に成熟した、そして忍耐強いプレーを見せることができた」と語っていた。

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