今夏アメリカで開催されたクラブワールドカップに、Jリーグから唯一参戦した浦和レッズ。
CL準優勝のインテルと接戦を演じるなど底力を見せたものの、結果はグループステージ3戦全敗に終わっている。
ただ、大会の参加賞金として955万ドル(約14億円)を手にしており、今季のJ1優勝やACLE出場を目指すための動きが期待された。
以下は、浦和がクラブW杯後に獲得・放出した選手のまとめだ。
■獲得
GK 松山健太(水戸ホーリーホックから期限付き移籍)
MF 植木颯(日本大学から2026シーズン加入内定、特別指定)
■放出
FW 二田理央(湘南ベルマーレへ育成型期限付き移籍)
GK 吉田舜(湘南ベルマーレへ期限付き移籍)
FW 髙橋利樹(清水エスパルスへ完全移籍)
DF 井上黎生人(セレッソ大阪へ完全移籍)
クラブW杯で一区切りがついたという判断なのか、選手の移籍は放出が中心。地元出身の髙橋利樹、さらにはセンターバックの井上黎生人が完全移籍で新天地を求めることになった。
また井上の移籍に伴い、浦和のDF登録はこの通り、かなり寂しいことに。
3.ダニーロ・ボザ(CB)
4.石原広教(右SB)
5.マリウス・ホイブラーテン(CB)
26.荻原拓也(左SB)
28.根本健太(CB)
わずか5人!
このうち、根本健太は流通経済大学から今季加入したばかりの大卒センターバックで、8月9日の横浜FC戦(2-1勝利)で84分から出場。これが嬉しいプロデビューになったという22歳だ。
MFの長沼洋一や関根貴大がサイドバックとしてもプレーするとはいえ、DFラインが少数精鋭であることに変わりはない。特に、J屈指のセンターバックコンビであるダニーロ・ボザとマリウス・ホイブラーテンに何かあった時のことを考えると…。
夏の移籍期間は8月20日で終了したものの、Jリーグの追加登録は9月12日まで可能。獲得が報じられている元スウェーデン代表FWイサーク・テリンなど、フリー選手の補強があるのか注目される。