2026年W杯アジア最終予選で日本代表と同じグループを戦ったインドネシア。

近年のインドネシア代表は、旧宗主国であるオランダ系の選手を多く帰化させてきた。

今年1月に韓国人のシン・テヨン監督を解任して、元オランダ代表FWパトリック・クライファートを新指揮官に招聘するとその勢いをさらに加速させ、実に17人もの帰化選手を擁するようになった。

シン・テヨン監督をアシスタントとして支えた元インドネシア代表DFノヴァ・アリアントは、現在、U-17インドネシア代表で監督を務めている。

そうしたなか、韓国の『SPOTV』は、「インドネシア、帰化選手4人では不足…U-17W杯まで90日となるなか、『大量帰化』を要請」という話題を伝えていた。

アリアント監督が率いるU-17インドネシア代表は、今年11月にカタールで行われるU-17W杯に出場する。

U-17インドネシア代表には現時点で4人の帰化選手がいるというが、アリアント監督はより多くの帰化選手を望んでおり、具体的な選手名を挙げてその意向を明確に示したという。

同紙は「彼のW杯準備プランは実にシンプル。インドネシアA代表と同様に彼も『大量帰化』に執着しているようだ」と伝えている。

U-17インドネシア代表は、8月にインデペンデンスカップという大会を戦ったが、トレーニングキャンプでは、9人の海外在住選手を招集したものの、実際に起用できたのは4人だけだったそう。

インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、U-17代表チームにさらに帰化選手を加える可能性については、アリアント監督に決定を委ねる意向を示したという。

U-17インドネシア代表は、11月のW杯グループステージHで、ブラジル、ホンジュラス、ザンビアと対戦。

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同じく出場権を得ているU-17日本代表は、グループBでモロッコ、ニューカレドニア、ポルトガルと対戦する。

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