ベルギー1部シント=トロイデンからドイツ1部ザンクトパウリへ移籍した日本代表MF藤田譲瑠チマ。

弱冠20歳で日本代表デビューした逸材は、23歳にして初の5大リーグ挑戦となる。

かつて宮市亮も所属したザンクトパウリは、昨季のブンデスリーガで18チーム中14位だった。

2日には開幕前最後のプレシーズンマッチで坂元達裕擁する英2部コヴェントリーと対戦して2-2で引き分けた。

『Bild』によれば、この試合に出場したザンクトパウリMFジェームズ・サンズは、藤田とコミュニケーション面で課題を残しつつも、冷静にこう語っていたそう。

「彼はクオリティに溢れている。ほかの選手を完璧に理解するには時間がかかる。とはいえ、僕らはうまく連携し始めたところで、チームにとって真の強みになる可能性がある。

ポジショニングと互いを補完する方法が重要だ。まだ改善の余地はある。譲瑠と僕はそれを模索していく」

サンズは25歳のアメリカ代表で、186cmと体躯に優れた守備的MF。より攻撃的な役割を担う藤田の能力を評価しつつ、相互理解には時間がかかるものと説明していたようだ。

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ザンクトパウリは、16日に4部ノルダーシュテットとのDFBポカール1回戦(ドイツカップ)、23日にはドルトムントとのブンデスリーガ開幕戦を控えている。

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