遠藤航と長野風花が所属するイングランド1部リヴァプールFCは1日、2025-26シーズンに向けた2つの新ユニフォーム(ホーム、アウェイ)を発表した。

7月31日をもってNikeとのパートナーシップが終了し、この新ユニフォームからはadidasがキットサプライヤーに就任。契約期間は10年間(2034-35シーズンまで)の長期となる。

Liverpool 2025-26 adidas Home

リヴァプール 2025-26 adidas ホーム ユニフォーム

adidasとのコンビが“復活”した新ユニフォーム。ホームはレッドを基調にホワイトの差し色というリヴァプールらしいカラーリングを採用し、無難に手堅くまとめた印象を受ける。

胸スポンサーは「Standard Chartered」で継続。ちなみに、この国際的な銀行グループの胸ロゴが初めて登場したのは、前adidas期最後のユニフォームとなった2010-12モデルだった。

リヴァプールとadidasのコンビは今回で3度目となる。

最初は1985-86シーズンから1995-96シーズンまで。ユニフォームの右肩や脇部分にadidasの3本線を大きくデザインした“でかロゴ”が強烈なインパクトを与えた時代だ。

2度目は2006-07シーズンから2011-12シーズンまで。スティーヴン・ジェラード、フェルナンド・トーレス、ディルク・カイト、ルイス・スアレスといった選手たちが活躍した時代である。

Liverpool 2025-26 adidas Away

リヴァプール 2025-26 adidas アウェイ ユニフォーム

新アウェイユニフォームは、少々チャレンジングなデザインが登場。ベージュにも見えるオフホワイトを基調色に採用し、差し色にレッドとブラックを配したスタイリッシュなカラーだ。

1906年のアンフィールドのメインスタンドに触発されたという盾形のエンブレムが、クラシックな雰囲気を演出する。

「クラシックなリヴァプールのアウェイユニフォームを彷彿とさせる」とクラブが説明するように、この3色はReebokがサプライヤーだった1996-97シーズンのアウェイキットを想起させる。伝説の“ワンダーボーイ”ことマイケル・オーウェンがトップチーム・デビューを飾ったシーズンだ。

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2つの新ユニフォームのデビュー戦も既に発表されている。

ホームは8月5日に行われるアスレティック・ビルバオとのフレンドリーマッチ。アウェイは8月10日に行われるFAコミュニティ・シールドで、日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスと対戦する。

各ユニフォームは、リヴァプールの公式オンラインストア、adidasオンラインストア他で販売中。

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