2022年ワールドカップで36年ぶり3度目の優勝を果たしたアルゼンチン。

『Dario Centro』などによれば、同国北部チャコ州フエルテ・エスペランサで22歳の若者がサッカー中に亡くなる悲劇があったという。

地元在住のディエゴ・マリアーノ・ヒメネスさんは友人たちとプレーしていた際、怪我などをしていなかったにもかかわらず、突然倒れた。病院へ搬送されたものの、その後、死亡が確認された。

目立った外傷はなく、死因は暫定的に「自然死」とされているが、正式な診断書は出ていないそう。当局は真相究明に向けた追加調査の可能性も排除していないという。

同紙は、心停止で亡くなったとしつつ、こうもう伝えていた。

「この事件は地域社会に大きな悲しみをもたらし、たとえ娯楽であっても、スポーツに参加する前に健康診断を受けることの重要性を改めて浮き彫りにした。

医師や医療専門家は、サッカーのような過酷な運動は、診断されていない疾患を持つ人々に心臓発作を引き起こす可能性があると警告している。そのため、特にスポーツを定期的に行う若者には、心電図やストレステストなどの心血管検査を含む定期的な健康診断を受けることを推奨している。

スポーツ中の突然死は稀だが、心筋症や不整脈などの心疾患を早期に発見すれば、多くの場合予防できる。さらに、専門家は、運動中の動悸、過度の疲労、めまい、胸痛などの症状を軽視しないことを強調している」

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