かつてスペインの名門バルセロナでプレーした選手が、信じられないケガで戦線を離脱することになった。
被害に遭ったのは、ギリシャ1部アリス・テッサロニキに所属する元U-21スペイン代表FWカルレス・ペレス(27)。
ギリシャメディア『プライム・スポーツ』によると、元バルセロナFWは自分の飼い犬を散歩させていたところ、別の犬に襲われて股間を噛まれたのだという。
ペレスは噛みつかれた部位に深い裂傷を負い、病院に緊急搬送された。医師による診断の結果、局部に6針を縫ったが命に別条はないという。
だが今後もしばらくは経過観察が必要で、しばらくは戦列を離れることになる。
1998年生まれのペレスは現在27歳。名門バルセロナの下部組織で頭角を表し、2019年に同クラブのトップチームでデビューした。
その後はイタリア・セリエAのローマ、母国のセルタと渡り歩くも、10代のときに期待されていたような活躍は見せられず、昨季はスペイン1部ヘタフェへ期限付き移籍。今季もアリスへ武者修行に出されていた。
今回の事故は、レンタル移籍先で再起を図りたいペレスにとって、悔やまれる一件となってしまった。