7月29日、サウジアラビアのアル・ナスルがチェルシー(英1部)に所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得したことを発表した。

フェリックスは現在25歳。若くして母国のベンフィカで活躍し、2018-19シーズンには26試合15ゴールを決めた。

その後、スペイン1部の強豪アトレティコ・マドリードに移籍。この時の移籍金は1億2660万ユーロ(約約153億円)で史上4番目の額だった。

アトレティコでも一定の活躍を見せたが主力になり切れず、チェルシーやFCバルセロナにローン移籍。2024年夏にはチェルシーに完全移籍した。

しかしここでもチームに定着することはできず、今冬にACミランにローン移籍し、公式戦21試合3ゴールの成績。今夏にチェルシーに復帰したが、チームが優勝したFIFAクラブワールドカップ決勝ではベンチ外になるなど構想外に。

日本のMizunoとスパイク契約を結んでいる彼は、来日して子供向けのイベントなどに登場していた。

このような状況から移籍を模索していたフェリックスだったが、ポルトガル代表で共に戦う母国のレジェンドであるクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルに移籍することを決めた。

2027年夏までの2年契約で、ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば移籍金は3000万ユーロ(約51億円)とのこと。

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既にフェリックスは7月30日(現地時間)のプレシーズンマッチ・トゥールーズ戦に出場。2‐1での勝利に貢献している。

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