スペイン1部のレアル・ソシエダで活躍してきた日本代表MF久保建英。
プレシーズンツアーで来日したソシエダの一員として、21日に行われたV・ファーレン長崎との親善試合に出場した。
昨季11位に終わったソシエダは来季の欧州コンペティション出場を逃しており、久保が補強の必要性を訴える発言をしたことが話題になっている。
『Marca』によれば、ソシエダのセルヒオ・フランスシコ新監督は、久保の発言についてこう話したそう。
「彼が示す野心は本当に素晴らしいと思うが、チームの質に関しては同意できない。彼が言っている以上に我々は多くものを備えている。
これからは、我々には競争力があると彼に感じてもらうために、できる限りのことをするつもりだ。
久保は、野心とチームの一員、いやむしろ試合の主役であるという感覚とを関連付けている。
我々が念頭に置いているのは質の高い選手。迎え入れたいと考えているのは、チームを支えてくれる選手。
タケだけでなく、全員が同じ考えだと思う。いくつかの変更を加えるのではなく、質を飛躍的に向上させ、選手たちを支える必要がある。クラブは常に選手獲得に取り組んでおり、完璧なチーム作りを目指している」
久保の野心には好感があるとしつつ、チームは今でも質を備えていると感じているようだ。
ソシエダは25日に横浜FCと対戦する。