世界最速で2026年W杯予選を突破し、8大会連続出場を決めた日本代表。
そうしたなか、『The Sun』は、「PKリバウンドは、来年のW杯本大会までに廃止される可能性がある」と伝えた。
現行ルールではPK戦を除いた試合中のPKで、GKがPKをセーブしても、こぼれたボールをゴールに押し込めば、攻撃側の得点として認められる。その押し込みゴールを廃止する可能性があるという。
「もし大きな変化が起これば、134年以上にわたるサッカーの歴史を変えるこの重大な動きは、PKの失敗が相手チームのゴールキックとなることを意味する。
いかなる決定も国際サッカー評議会(IFAB)の承認が必要だが、PKを文字通り1回に減らすこのアイデアへの支持は高まっている。
攻撃側にリバウンドからの得点チャンスを与えることは、不公平な追加アドバンテージになる。
もう一つの議論は、PKを1回限りのキックにすることで、選手の『ペナルティエリア内侵入』をめぐる議論が解消されるというもの。
提案されたルール変更では、最初のキックが実行された後は、自動的にデッドボールで再開される。
PKが成功すればハーフウェーラインからのキックオフ、得点にならなかった場合は相手のゴールキックになる。これは、GKが(シュートされたボールを)ライン外に弾き出したかは関係ない。
2026年W杯に向け、ルール改正の可能性について、最高レベルで議論が進められている。
(PKのルール変更が)2026年大会に発効するには、来年2月末までに何らかの変更が承認される必要があるため、スケジュールは短いものの、抜本的なルール改正を支持する動きが高まっている」
新ルール案ではPKは得点になるか、相手のゴールキックになるかの二択。GKが弾いたボールがライン外に出たとしても、攻撃側のコーナーキックなどにはならず、守備側のゴールキックになるという。
さすがに2026年W杯までにこの新ルールが発効するとは考えにくいが、FIFAの審判部門責任者である元審判員のピエルルイジ・コッリーナ氏も、PKのリバウンド廃止を支持している。