日本代表は12日、韓国で開催されている東アジアE-1選手権の第2戦で中国代表に2-0で勝利した。

8日の初戦で香港に6-1と大勝した日本。この中国戦では先発を総入れ替えをし、早川友基、綱島悠斗、田中聡、宇野禅斗、原大智の5名が代表デビューとなった。

3バックの一角で起用された長友佑都は2022年ワールドカップ・クロアチア戦以来となる出場となり、キャプテンマークを巻いている。

GK:

12 早川友基(※)

DF:

25 綱島悠斗(※)
22 植田直通
5 長友佑都

MF:

8 田中聡(※)
17 宇野禅斗(※)
2 望月ヘンリー海輝
20 俵積田晃太

FW:

21 佐藤龍之介
11 原大智(※)
10 細谷真大

(※) は代表デビュー

試合は、開始10分に日本が先制する。

中盤の田中聡の縦パスを、この日最前線に入った細谷真大がトラップの瞬間に反転して右足でシュート。これが遠いサイドのネットをものの見事に揺らした。

幸先よく先制した日本だが、その後は自陣で5バック気味に守る中国を攻めあぐねる。17分には一瞬の隙を突かれて自陣ゴール前まで運ばれるが、相手のシュートをGK早川友基がナイスブロックで事なきを得た。

後半も停滞した時間が続いたが、これを打開したのは俵積田晃太の個人技からだった。

左サイドを一人で突破した俵積田は、カットインして右サイドの望月ヘンリー海輝へ。望月は切れ込んで左足シュートを放つと、これが相手に当たってコースがかわりゴールへ吸い込まれた。

その後、追加点は奪えなかったものの危なげなく勝利している。

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