リヴァプールで日本代表MF遠藤航とともにプレーしていたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタの死亡事故は、7月のサッカー界を悲しみに包んでいる。

現地警察は今週、車のホイールなどを分析し、事故原因がジョタが運転していたとされるランボルギーニ(イタリアの高級スポーツ車)による「スピードの出し過ぎ」だったのではないかとの見解を発表している。

しかしながら、イギリス紙『Daily Mail』によると、ジョタがスピードを出し過ぎていなかったと証言する人物が現れたという。

同紙が紹介する人物は、事故当時ジョタと同じ高速道路を走行していたトラック運転手のホセ・アルベドさん。

同紙の取材に対し、アルベドさんは「私は事故の様子を撮影し、立ち止まり、助けようとしましたが、残念ながら何もできませんでした。(中略)(ジョタは)スピード違反をしていなかったと断言できます。車のメーカーも色も確認できました。私は月曜日から土曜日まで毎日この道を走っています」と語り、事故に対する警察の見解を否定した。

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また、事故5分前にジョタの車に遭遇した運転手も、ジョタの車が普通のスピードで走っていたという証言も報じられており、謎はますます深まるばかりだ。

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