デサントジャパン株式会社が展開するフットボールブランド『Umbro(アンブロ)』は4日、高温となる夏のグラウンドの熱から足を守るため、断熱材を採用したジュニア向けのサッカースパイク、トレーニングシューズなどの2025年モデルを発売した。

公式通販「DESCENTE STORE オンライン」、サッカー専門店、スポーツチェーン店等で順次販売が開始されている。

夏場のグラウンドは気温以上に高温となり、気温が35℃を超える日の人工芝グラウンドは表面温度が70℃を超えることもあるといわれている。

この熱が、サッカープレーヤーの足裏にダメージを与え、とくに成長期の子どもの足に負担がかかるリスクがあるそう。

今回、『Umbro』では、夏場の高温のグラウンドへの対策として、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のロケット技術を応用した断熱材「GAINA(ガイナ)」を中底に搭載したサッカーシューズを開発し、展開する。

地面からの熱の侵入を約64%遮断することで、足底部の平均温度は通常品に比べ8.9℃低くなるとのこと。GAINAを搭載したシューズが熱から足を守り、毎日の練習を支えるという。

2025年シーズンは、ジュニア用のスパイク1型とトレーニングシューズ2型の計3型を展開。

あわせて大人用サイズのスパイクも3型展開するほか、GAINA搭載シューズを対象に、満足できなかった場合の返金キャンペーンも実施している。

※GAINAを搭載した対象商品を期間中(2025年7月4日から8月31日)に購入し、着用して満足できなかった場合、2025年9月1日から9月16日の間にキャンペーン事務局に問い合わせすれば返金。

アクセレイター RB JR WIDE +GAINA HG(税込7,700円)

子どもがより安全に前向きにサッカーに取り組むためのサポートをするアイテムの開発に注力している『Umbro』。

帽子をかぶる習慣のないサッカーにおける暑熱対策用キャップや、衝突や転倒時の頭部への衝撃を軽減するヘッドバンドなど安全に関わる商品をはじめ、子どもの「自分でできる」をサポートするプラクティスウェアやバックパックを展開してきた。

サッカー日本代表、全選手の契約メーカーと着用スパイク一覧(2025年6月シリーズ完全版)

GAINAを取り入れたサッカーシューズは、「子どもが数年先もスポーツをずっと楽しんでいられるように」と願う彼らの“最新作”なので、ぜひ注目してみてほしい。

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