近年はワールドカップ出場から遠ざかっているものの、通算4度の優勝を誇るイタリア。
『Quotidiano del Sud』によれば、そのイタリアで17歳のGKが事故死する悲劇があったという。
痛ましい事故は28日にカラブリア州コゼンツァ県コリリアーノ=ロッサーノで起きた。
ASDロッサネーゼに所属していたガエターノ・ルッフォさんはガールフレンドと出かけた後、バイクで帰宅する際に悲劇に見舞われた。
まだ原因は分かっていないが、対向車線を走っていた大型車両と正面衝突。衝撃は壊滅的で数十メートルも投げ出された遺体は、近くの果樹園に転落していたという。
救急隊員がすぐに駆け付けたものの、手の施しようがなく、遺体には衝撃で修復不可能な傷跡が残り、遺族は胸が張り裂けそうな光景を目にすることになったとも。
有望選手として知られ、慕われていたガエターノさんからはアルコールや薬物の反応は出ておらず、普段通りに帰宅するはずが、帰らぬ人になってしまった。
事故が起きた国道106号線は、「死の道」として知られる悪名高き幹線道路だとか。
「国道106号線は、再び『死の罠』であることが露呈した」とも伝えられており、2024年には10人以上の犠牲者が出たそうで、安全性の議論が再燃しうるとのこと。
クラブは 「これは呪われた日だ。消し去ることができない日だ。さようなら、ガエターノ。今日、空にはもう一人の天使がいる。君はあまりにも早く私たちのもとを去った。君は勇気と情熱をもって、夢を守るようにゴールを守ってくれた」と早すぎる死を悼んでいる。