ドイツ1部フライブルクで活躍してきた日本代表MF堂安律。
27歳になったレフティは、ブンデスリーガ3位でUEFAチャンピオンズリーグ出場を決めたフランクフルトへの移籍が濃厚とされている。
フライブルクのスポーツディレクターも、堂安が移籍を望めば、それを拒むことはないと明言した。
ただ、『Frankfurter Rundschau』は、「フランクフルトは堂安律を必要としているのか?」と伝えている。
「経験豊富な選手の獲得を目指していたフランクフルトの補強リストトップに堂安はいた。
それからほぼ3ヶ月が経ち、堂安の件は事実上行き詰まっている。堂安は次のステップについてなかなか答えを出していない。
バイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、あるいはイングランドのクラブが探りを入れている場合、適切な次のステップを決めるには時間がかかる可能性がある。
その結果、フランクフルトではこの移籍をめぐる動きがますます沈静化している。チームは本当に堂安を必要としているのだろうか?
堂安は当然のことながら、フランクフルトのプレーにプレーの面白さ、テクニック、そしてゴールへのこだわりをもたらすだろう。
しかし、マークス・クレシェ(フランクフルトのスポーツディレクター)は移籍金と給与に関してどこまで妥協できるのだろうか」
堂安の移籍金は、2000万ユーロ(33.9億円)ほどとされている。
フランクフルトは他にも同等の移籍金が発生する選手たちの獲得を複数計画しており、「現在は堂安が最優先事項ではない」とのこと。