日本から浦和レッズも出場するFIFAクラブワールドカップ。
賞金総額1500億円の世界的トーナメントは、14日にアメリカで開幕を迎えた。
浦和とグループステージで対戦するイタリアの名門インテルは、イラン代表FWメフディ・タレミの出場が危ぶまれている。
このほど、政治的に対立するイランとイスラエルの空爆合戦が勃発。
『La Gazzetta dello Sport』によれば、母国に帰国していたタレミは、テヘランからカリフォルニアに向かう予定だったが、戦闘が勃発したために、出国できずにいるという。
爆撃が続くなか、民間の空港を含めた空域全体が閉鎖される事態になっているとのこと。
インテルはタレミと連絡を取り合っており、出国方法を模索するというが、困難な状況にあるようだ。
ペルシャ語の複数メディアもこの話題を伝えており、「イランからの移動は空路だけでなく、陸路もリスクが非常に高い。現状では解決策は見出せない」などとしている。
グループEのインテルは17日にモンテレイ、21日に浦和、25日にリーベル・プレートと対戦する。