かつて長友佑都もプレーしたイタリアのインテル。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝に勝ち進んだチームは、23日に行われたセリエA最終節コモ戦に2-0で勝利した。
ただ、首位ナポリも勝利したために、ナポリが優勝、インテルは2位でリーグを終えることに。
そうしたなか、インテル戦が現役ラストゲームだったコモGKペペ・レイナが見舞われた悲劇が話題になっている。
かつてリヴァプールなどで活躍したレイナは42歳の元スペイン代表GKで、2010年にはワールドカップ優勝も経験しているレジェンド。
そのレイナは、インテル戦の前半終盤にペナルティエリア外で相手FWメフディ・タレミをスライディングタックルで倒してしまい、VARの結果、一発レッドカードで退場に…。
それでもホームスタジアムからはスタンディングオベーションが送られ、インテル選手たちも拍手。ただ、スタンドにはレイナ一家も駆けつけており、娘は父の退場に涙していたとのこと。
「最後の試合でレッドカードをもらうのはちょっと可哀想」、「スタジアムの全員が拍手喝采を送るなんて粋な計らい」などと海外のファンたちは反応している。
『Corriere della Sera』によれば、微妙な判定だっただけに、VARの判定が論争を巻き起こしているそう。