ベルギー2部のベフェレンは22日、ロアッソ熊本から期限付き移籍で加入しているFW道脇豊について、2025-26シーズンも同クラブでプレーすることが決定したと発表した。
道脇は2006年4月5日生まれの19歳。熊本のアカデミーで育ち、まだ15歳だった2022年に2種登録され、J2でベンチ入りを果たすと、シーズン終了後にプロ契約を締結。翌2023年のJ2開幕戦、16歳でプロデビューを飾っている。
足もとの技術に優れる日本期待の大型FWは、ロサンゼルス五輪世代の代表としても2023年のU-17ワールドカップや今年のU20アジアカップへ出場。身長は今では190cmを超えているという。
道脇は昨年7月にベフェレンへ期限付き移籍で加わり、今季ベルギー2部では21試合3ゴール。才能の片りんは見せたものの先発は7試合にとどまっており、今後の成長が期待されている。
ベフェレン側は今回、買取オプションを保持していることも明かしており、来季こそは評価を上げて欧州での飛躍につなげていきたいところだ。
なお、ベフェレンは今季のレギュラーシーズンで4位。昇格プレーオフに出場したものの敗れたため、来季も2部リーグを戦う。