前田大然と旗手怜央が所属するセルティックは、国内3冠をかけて24日に行われるスコティッシュカップ決勝でアバディーンと対戦する。

そのアバディーンは17日のダンディー・ユナイテッドに1-2で敗れ、4連敗でリーグ戦を終えたが、ショッキングな事件が発生。クラブは17日付でこのような怒りの声明を出した。

「本日行われたダンディー・ユナイテッド戦後に発生した事態に対して落胆しつつ、憤慨している。

所属選手のジャック・マッケンジーは、ピッチに向かって投げられた椅子の一部が直撃し、顔面に重傷を負った。

今後の情報提供を待っているが、確かなのは、アバディーンサポーターが座っていたスタンドから椅子が投げ出されたことだ。犯人が特定され次第、可能な限りの強力な措置を講じる」

24歳のDFマッケンジーは味方サポーターが投げ込んだ椅子が頭部を直撃し、流血する怪我を負った。

『BBC』によれば、アバディーンはこの試合に敗れたことで4位入りを逃すことになり、怒ったサポーターがピッチに乱入する事態になったそう。

2023年1月までアバディーンを指揮していたダンディー・ユナイテッドのジェームズ・グッドウィン監督は、こう述べていた。

「アバディーンサポーターとは以前にも同じようなことがあったので、できるだけ早くピッチから退いた。

若いジャックが、自チームのサポーターが投げた物に当たったと聞いて、本当に失望している。彼は今、病院で縫合を受けている、これは本当に恥ずべきことだ。

おそらく、これほど深刻な事態が起きたことで、初めて当局はついに介入し、素晴らしいクラブを失望させた愚か者たちを特定したことだろう」

以前にも物が投げ込まれる出来事があったため、この試合では人数制限も設けられていたが、重大な事件に至ってしまったとのこと。

信じられないような怪我で離脱したスター10名

なお、旗手は14日のアバディーン戦で相手選手からタックルを受けて右ひざを負傷。今季終了の離脱となってしまったため、決勝戦は欠場する。

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