日本人選手たちもプレーするドイツ1部ブンデスリーガは17日にシーズン最終戦が行われた。
フライブルクの日本代表MF堂安律はフランクフルト相手に今季10点目となるゴールを決めている。
前半27分、ロングスローから味方のフリックを左足ボレーで叩き込んだ。堂安がリーグ戦でシーズン二桁得点を記録するのはキャリア初。
ただ、1-3で敗れたフライブルクは5位に終わり、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権は逃した(UEFAヨーロッパリーグに出場)。
一方、勝ったフランクフルトは3位となり、4位に浮上したドルトムントとともにCL出場権を確保している。
フランクフルトやドルトムントなどが獲得を狙う堂安は、今夏の移籍が噂されており、CL出場を念頭に置いているとされている。
『Badische Zeitung』によれば、堂安は試合後にこう話していたそう。
「正直、また決めていない。もちろん、自分の将来について考えているけれど、現時点では何も決めていない。
今日の午後はあらためてファンの愛を感じた。これまでに所属した欧州のクラブでは全く経験したことがなかったものだ。
街を歩いて、ファンに会った時もとても好意的で、多くの愛をくれる。だから、本当に居心地がいい。オフにほかのことも考えなければいけない」
フライブルクはCL出場権を逃してしまったが、堂安の発言は残留の可能性を示唆するものとも伝えられている。
来シーズンは2026年W杯前に向けて重要な年になるだけにその決断が注目される。