アジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグエリート。
川崎フロンターレは、クリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルを準決勝で撃破したものの、アル・アハリとの決勝戦に0-2で敗れて涙の準優勝となった。
かつて川崎でもプレーした元北朝鮮代表FWチョン・テセ氏は、DAZNで試合解説を担当。ただ、一部で批判があったため、SNSにこのようなメッセージを投稿した。
「川崎×アルアハリでもっと川崎にポジティブな意見を言えばよかったと反省してます。優勝を切望しながらも強すぎる相手にもどかしい気持ちからだと思います。
決勝まで上り詰めたのは素晴らしく、あの日のナビスコカップ準優勝の時のように悔しさを糧に制覇する日を待ち望んでいます」
また、チョン・テセ氏は、DAZNのやべっちスタジアムに出演するとこう述べた。
「正直、相手が強かったってのはあるんですけど、でも、川崎ってもともと準優勝で優勝する相手を眺めることがあったなか、優勝っていう…それを糧にする力があるチームなので。今回、この悔しさを糧にまた優勝することができると僕は信じています」
また、「Jリーグがレベル高いっていうのは、ACLの決勝でも思ったので、Jリーグにみんなが目を向けてくれたらいいですね」ともコメントしていた。
在日コリアン3世である41歳チョン・テセ氏は、朝鮮大学校を経て、川崎でプロデビューした元ストライカー。2006年から2010年までプレーした川崎では、2009年のナビスコカップ準優勝も経験している。
いまやJリーグの強豪である川崎だが、2017年にJ1優勝を果たすまでは、リーグやカップ戦で2位や準優勝に終わることが多かった。チョン・テセ氏は今回の経験も糧にしてほしいとのこと。