スペインが誇る世界的ビッグクラブのレアル・マドリーとバルセロナ。
昨季はレアルがCLとラ・リーガの二冠を達成したが、今季はバルサとの立場が逆転している。
レアルはCL準々決勝で敗退したが、バルサは準決勝に進出。コパ・デル・レイ決勝でもバルサがレアルを下して優勝を飾ったほか、リーガでもレアルは首位バルサと勝点差4の2位に甘んじている。
そして、11日にはリーガの優勝争いを決定づけるであろう直接対決が行われる。
そうしたなか、かつてレアルの主力として活躍した元ドイツ代表MFトニ・クロースが、現バルサ選手を絶賛した。自身のポッドキャストでこんな話をしていたそう。
「ペドリはピッチにいないと本当に恋しくなる選手のひとりだ。ゴールやアシストだけでなく、彼は解決法をもたらしてくれる。
相手を打ち負かすにはパスが不可欠というわけではないが、ペドリは狭いスペースで相手をドリブル突破できる能力を持つ希少なMFのひとり。
彼はラミン・ヤマルやラフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキよりも重要な存在かもしれない。
彼らは試合を決める選手だが、それを可能にするペドリは、その役割において現在世界最高の選手だ。
(実際に対戦してみると)彼は速くないように感じる。彼がドリブルを始めて、『ミスしたな』と思ってもそんなことにはならない。
彼はとんでもない速さで動いているのがはっきりと分かるメッシとは違う。
ペドリは速く見えないが、実際はそうなんだ。彼は速い、動きがとんでもなくスムーズだからね。
自分はパフォーマンスが優れているだけでなく、エレガントに見える選手が大好きだ。だから彼は別格なのさ」
クロースが絶賛したのは、バルサの8番を背負う22歳のスペイン代表MFペドリ。
今季は6ゴール7アシストながら、世界最高のMFだと感じているようだ。