小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人トリオが所属するオランダ1部NECナイメーヘン。
3日のエールディビジ第31節のヴィレムⅡ戦に1-1で引き分けた。
途中出場の塩貝が値千金の同点ゴールを決めた一戦では、痛ましいアクシデントも起きている。
前半、小川と頭部が激しく接触したNECのディルク・プロパーが一時意識を失い、応急処置を受けた後に緊急搬送された。
現地も「NECの恐ろしい瞬間、プロパーと小川の激しい衝突」と伝えるショッキングなシーンで、思わず涙していたチームメイトもいたようだ。また、小川も前半終了後に交代している。
また、別の場面でスタンドのファンが倒れて、観客がパニックになりかける出来事もあったそう。
NECのロヒアー・マイヤー監督は、「様々なことが怒り、感情的な午後になった。特にディルクと航基に起きたことを見るとね。多くの人にとって、ある記憶が蘇る(2023年10月、NECに所属していたFWバス・ドストが心臓発作で倒れたシーン)。選手たちがパニックに陥り、スクリーンに映し出されると、最悪の事態を恐れる。そして、自然と何が起こったのかを思い出してしまう」と話していた。
なお、23歳のプロパーは、病院で検査を受けているとのこと。