日本代表MF田中碧が所属し、先日プレミアリーグ昇格を決めたイングランドのリーズ・ユナイテッド。
彼らが29日、市議会の執行委員会にて、ホームスタジアムであるエランド・ロードの再開発ビジョンが全会一致で承認されたと発表した。
これを受けて、5月8日に開催されるプランズパネル会議において、エランド・ロードの近代化に向けた事前申請について議論が行われるという。
イギリスでロンドンとマンチェスターに次ぐ第3の都市と言われるリーズ。学園都市としての一面も持っており、秋篠宮家の次女・佳子さまも2017年から2018年にかけてリーズ大学へ留学していた。
エランド・ロードはそんなリーズの象徴の一つであり、1897年開場という長い歴史を持つスタジアムは度重なる拡張や修繕を経て、現在は37,645人を収容する。
クラブは今回、収容人数を最大56,500人へ拡張することを目指しており、現在進行中の設計では最終的な収容人数は約53,000人と見込まれているとも。イメージ映像も公開されている。
エランド・ロードの魅力をさらに進化させる今回のプロジェクトでは、ウェストスタンドとノーススタンドの刷新に加え、サウススタンドにも変更が加えられ、一般入場およびホスピタリティ施設が大幅に改善されるとのこと。
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現在、クラブのシーズンチケット待機リストには26,000人のサポーターが登録されており、これに応えるための取り組みでもあるという。