レアル・マドリーで活躍するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール。
市場価値2億ユーロ(324億円)を誇る24歳は、年俸2083万ユーロ(33.7億円)を得る世界的スターだ。
『Marca』などによれば、そのヴィニシウスが厳しい制裁処分を受ける可能性があるという。
今月7日、ブラジルの企業がFIFA倫理委員会の調査委員会に申し立てを行い、最長2年間の出場停止処分を求めたとのこと。
その理由は、ヴィニシウスは父親と代理人が経営する会社を通じて、複数のプロサッカークラブ買収に関与したとされているため。彼が現役選手であることを考えると、この取引は利益相反の可能性があるという。
FIFAに訴えた企業は、ブラジル2部の急成長クラブの買収をめぐって、ヴィニシウスが関わる企業と法廷闘争になっていたとのこと。
また、ヴィニシウスが関与する企業はポルトガル2部クラブも買収したそうで、上記のブラジル2部クラブから選手をレンタル移籍させるなどの動きも見せているとか。
FIFAは現役選手がプロサッカークラブを直接的・間接的に所有することを禁じている。ただ、実際にヴィニシウスへ制裁処分が下される可能性は低いとも。