アメリカのスポーツメディア『ESPN』の報道によると、今月2日、イギリス内務省がイングランド・プレミアリーグのチェルシーとマンチェスター・シティのファン約150人が2025クラブワールドカップ(クラブW杯)を観戦するためにアメリカへ旅行することを防ぐため、警察にパスポートを渡さなけらばならないと発表したそうだ。

内務省は、サッカーに関する「過去の凶悪行為」を行った者の国際大会に伴う出国を制限しており、「暴力、ピッチ侵入、花火の使用、オンラインヘイトクラム」などが対象の犯罪となる。

今年6月14日から7月13日までアメリカで行われるクラブW杯へは、イングランドからチェルシーとマンチェスター・シティが出場する予定だ。

同メディアによると、対象となるファンは2クラブを合わせて約150人にのぼり、彼らは同大会の開幕戦が行われる5日前である6月9日には警察にパスポートを提出する必要があるという。

パスポートがなければ、もちろんイギリスから出国することはできない。

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またイギリス内務省は「警察に従わなかったり、旅行を試みたりした人は、制限のない多額の罰金に直面したり、最悪の場合、最大6カ月の懲役刑に直面する可能性があります」と勧告している。

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