小川航基、佐野航大、塩貝建人の3人の日本人選手が所属するオランダ1部NECナイメーヘン。
21歳の佐野は、マインツの佐野海舟を兄に持つ兄弟プレイヤーでもある。
昨季からプレーするオランダで評価を上げている佐野は、中足骨骨折から戻ってきた。
プロになってからほぼ初めてとなる重傷だったと、『Forza NEC』で語っていたそう。
「(空中戦から着地した際)すぐに骨が折れる音が聞こえた。最初は足首だと思った。立ち上がったときにはもう歩けなかった。その時まで骨折したことはなかった。
病院での検査の結果、骨折が判明した。それで翌日手術を受けることになった。手術も受けた初めての本格的な怪我だった。
大変だった、サッカーをプレーするのが大好きだからね。多くを学んだし、体も強くなった。戦術的にも向上したよ。だから、交代出場でとてもうまくいった」
(一緒に出場した塩貝には)彼がとても重要だとすでに伝えていたんだ。彼は素晴らしかった。本人にとってゴールするのはいいことだけど、もちろんチームにとってもいいことだよ」
現在、NECは18チーム中12位。残り7試合でどこまで浮上できるかは、日本人トリオの活躍にもかかっているはずだ。