イングランド1部マンチェスター・シティは2日、プレミアリーグでレスターと対戦、2-0で勝利した。
シティのイングランド代表MFジャック・グリリッシュは前半2分に先制点を決めた。今季初ゴールを決め、473日間の無得点記録に終止符を打ったグリリッシュは試合後、この得点が特別なものであったと明かした。
イギリス紙『The SUN』によると、試合後グリリッシュは報道陣に対し涙ながらに「今夜プレーする資格があると感じていたし、ただ幸せだった。弟が亡くなって25年になる今日、素敵な日を迎えられた。母と父もここに来ていたし、家族にとってこの日はいつでもつらい日だと思うから、得点して勝つのは素晴らしいことだよ」と語り、試合が実施された4月2日が弟の命日だと明かした。
グリリッシュが4歳のとき、当時9か月だったグリリッシュの弟は乳幼児突然死症候群(SIDS)で亡くなっている。
試合後、グリリッシュは自身の公式Instagramを更新。「いつも私と一緒にいる、特にこの日はね。あなたの為のゴールだ」というコメントと共に、弟の墓石の写真を投稿している。