3月29日、日テレスポーツはYoutubeで元日本代表DF槙野智章と日本代表FW伊東純也・中村敬斗らとの対談動画を投稿した。
リポーターとして、伊東と中村が所属するスタッド・ランスの本拠地であるランスに赴いた槙野。
先月20日に行われたW杯アジア最終予選第7節バーレーン戦に勝利し、世界最速でW杯出場を決めた日本代表。その立役者でもある二人だが、伊東は2024年2月のアジア杯帯同中に性加害疑惑報道で離脱。そこから7か月、代表に招集されない不遇の期間を経て、アジア最終予選第1節の中国戦で復帰。その試合で早速1ゴールを記録するとそのまま好調を維持し、アジア最終予選では7試合で1ゴール6アシストを記録した。
見事な復活劇を果たした伊東だが、槙野との対談の中で当時の思いを口にした。
代表離脱期間中も「試合は見ていましたし、(中村)敬斗が代表行っていたので頑張れよと」と中村に声を掛けていたと語る。また、仲の良い選手や森保一監督とも連絡を取り合っていたという。
復帰戦となった中国戦での途中出場の際、タッチラインに立った時のファンやサポーターからの声援に対しては「本当に大きい声援をもらった」「純粋にうれしかった」と感謝の気持ちを口にした。その上で「チームの力になりたい」「自分の力をまた証明しなきゃいけない」と力強く語った。
W杯出場を決めたことで残りのアジア最終予選は消化試合となった日本代表だが、伊東を始め多くの選手が更なる活躍を求めていることだろう。クラブ・代表両方での伊東の飛躍にますます期待が膨らむ。