先日行われたワールドカップ予選のオーストラリア戦で0-2で敗れ、グループ最下位に沈んだ中国代表。

すでに自力での突破に関しては可能性を失っている状況であるが、中国のメディアでは「オーストラリアをルール違反で処罰すべきだ」という見解が掲載されていた。

もしそうであれば中国代表との対戦は没収試合となり、オーストラリアの勝点はマイナス3、中国は3-0での勝利扱いとなる。

そして中国はグループ4位に浮上し、本大会出場の可能性を残す。一方のオーストラリアは逆に最下位へと転落する。

槍玉に挙げられているのは、オーストラリア代表で15試合にプレーしているDFキャメロン・バージェス。

1995年生まれの彼はスコットランドの出身で、11歳の時にオーストラリアへと移住した経験を持っている人物だ。

2014年まではスコットランドのU-18~19代表としてプレーし、その後2014年9月からオーストラリアへと鞍替えし、2014 AFC U-19選手権に出場している。

違反を主張しているメディアによれば、「彼は2014年のUEFA U-19選手権の予選に出場した直後、AFC U-19選手権でオーストラリア代表としてプレーした」とのこと。

どちらの大会も2015年のFIFA U-20ワールドカップの予選にあたるため、FIFAが定めている帰化のルールに抵触しているはずだ…という。

帰化して中国代表入りした「一流外国人」たち

これは10年以上前の出来事であり、以前は問題になったことがないものの、「中国サッカー協会が積極的に抗議して調査を進めることは無駄ではない」と主張されている。

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