3月23日に岡山県岡山市で発生した林野火災は、発生5日目となった27日も鎮圧の目途が立っていない。
延焼の範囲は500ヘクタール超。岡山県内での林野火災の規模としては過去最大となっている。
その影響は、今季J1へ初昇格したファジアーノ岡山にも及びつつあるようだ。
クラブは27日、「岡山市南区での林野火災に際して」と題したお知らせを発出。以下のように綴っている。
「岡山市南区で発生している林野火災に際し、避難をされている皆さま、付近にお住まい・お勤めの皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
また、県内、そして全国から駆け付け、消火活動をされている皆さまに心より敬意を表します。
活動拠点の政田サッカー場からも状況が確認できる場所で起きており、小串地区には管理している施設もあり、弊クラブでも状況を見守るしかない状況に、心を痛めております。
一日、一刻も早く鎮火し、住民の皆さまが安堵される日が来ますことをお祈り申し上げます」
政田サッカー場は岡山市東区にある球技場。ファジアーノ岡山が練習場として使用しており、施設は岡山市が所有、ファジアーノ岡山が指定管理者として運営管理を行っている。
そこから確認できるということは、選手や監督、スタッフたちも当然火災の様子を目にしているはず…。
岡山市内では本日27日の夜からまとまった雨が降る予報となっており、消火活動の進展を期待したいところだ。
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ファジアーノ岡山は今週末、29日(土)にホームのJFE晴れの国スタジアムで横浜F・マリノスと対戦する。