日本代表が世界最速で予選突破を決めた2026年ワールドカップ。

3試合を残すアジア最終予選のグループCは熾烈な争いとなっている。

現在最下位の中国代表は、昨年11月の日本戦に1-3で敗れると、今月20日のサウジアラビア戦にも0-1で敗れた。

25日にはホームでオーストラリアを迎え撃つが、絶対に負けられない戦いになる。

この試合は杭州オリンピック・スポーツ・エキスポセンターで行われるが、『Sina』によれば、国民の関心度は高いようだ。

「中国代表の成績は浮き沈みがあったものの、ファンは依然として代表チームに対する熱意と期待に満ちている。

この試合のチケットは3月7日の午後に発売されたが、6万7000枚のチケットが1分以内に完売した。3月14日午後に発売されたボックス席チケットと、20日夕方に追加販売されたチケットも発売と同時に完売。関係者によると、今回の興行収入は5000万元(10.3億円)を超えると推定されている。

現在のチケット販売状況から判断すると、この試合は中国代表の観客数新記録を樹立するだろう。

24日の午後、全国各地からファンが続々と杭州に到着。スタジアム内に入ることはできず、チームバスが通過するときにしか声援を送ることができなかったにもかかわらず、ファンの熱気は非常に高かった。

客観的に見れば、中国が最終予選に進出できたのは非常に幸運だった。したがって、中国の目標は基本的に決まっており、それは上位4位に入ってプレーオフに進むこと。

これは比較的妥当な目標だ。グループが混戦となったため、一時は希望も垣間見えたが、残念ながら、日本とサウジアラビアに連敗した後、中国の突破への道は再び困難となり、現時点ではもはや負けるわけにはいかない。

現時点で中国にとって最も現実的な目標は、間違いなくグループ4位に入り、プレーオフに進出すること。したがって、今夜のオーストラリア戦は極めて重要になる」

6チーム中4位までに入れば、W杯出場の可能性が残る。中国は勝点6でインドネシア、バーレーンと同勝点ながら、初戦で日本に0-7で大敗するなど、得失点がマイナス11となっていることが痛い。それだけにもう負けは許されない。

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なお、オーストラリア戦では中国に帰化した元Jリーガーのセルジーニョが代表デビューする見込み。

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