日本代表が出場を決めた2026年ワールドカップ。アジア最終予選のグループCは、日本以外の5か国が拮抗している。
2位オーストラリアは勝点10、3位サウジアラビアは勝点9、4位インドネシア、5位バーレーン、6位中国は勝点6で並んでいるのだ。
中国は20日のサウジ戦に0-1で敗戦。オーストラリア、インドネシア、バーレーンとの残り3試合は負けれない戦いになる。
そうしたなか、『163』は、「日本が3試合を残してW杯行きを決め、絶体絶命の中国代表は絶望的な状況に直面」と伝えていた。
「日本は予選を突破した世界初のチームとなっただけでなく、アジアが8回連続でワールドカップに出場するという記録も樹立した。しかし、この栄光の裏には重大なサスペンスが隠されている。中国の運命は、今や日本の手に委ねられているのだ。
サムライブルーは圧倒的なパフォーマンスを披露。7試合で24得点を奪い、わずか2失点、1試合あたり3.4得点という攻撃力はアジアでも唯一無二だった。日本とは対照的に、中国はアウェーでサウジアラビアに0-1で敗れ、引き続き最下位に沈んだだけでなく、『勝点6の3チーム』という厳しい戦いに陥った。
グループCの状況は明らかになりつつある。理論上、中国はまだ勝ち進む望みがあるが、その前提条件は、大会の残り3戦すべてに勝利しなければならないことだ。
日本は予選突破を決めているため、サウジアラビア、オーストラリア、インドネシアとの残り3試合での姿勢がグループ全体の状況に直接影響を及ぼすことになる。
過去の経験から、日本は予選通過後は『トレーニングモード』を採用することが多いことがわかる。だが、今回、日本サッカー協会は『本大会に向けた準備に注力する』と発表したため、ライバルを倒す必要に迫られている中国代表チームにとって、さらに困難が増している。
さらに、中国と日本サッカーの複雑な関係が状況を混乱させている。昨年11月、中国がホームで日本と対戦した際、主催者は意図的にピッチ幅をFIFAの下限である68メートルに縮小し、日本のファンの不満を招いた。
現在、(中国の)SNSでは『(日本は)控え選手を起用してほしい』『全力で戦う必要はない』といった声がますます高まっているが、日本の森保一監督は『すべての試合に勝たなければならない』と強調している。
中国代表にとって、予選突破は理論上の可能性に過ぎない。残り3試合で勝点9を獲得し、サウジとオーストラリアが少なくとも2試合ずつに負け、インドネシアが勝点9を超えないようにしなければならない。
つまり、奇跡を起こすにはサウジとオーストラリアに勝つ必要があるだけでなく、日本がサウジ、オーストラリア、インドネシアに連勝することも期待しなければならない。これは、プレッシャーのない試合で3か国相手に全力でブロックするように求めるのと同じであり、成功の確率は高くない」
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日本が突破を決めたため、本大会にストレートインできる枠は残り1つだけ。グループで3位4位になるとプレーオフに進むが、5位以下は敗退となる。