ポーランドの名門レギア・ワルシャワでプレーする森下龍矢。

10日に行われたポーランド1部第24節モトル・ルビン戦で今季リーグ戦5点目となるゴールを決めた。

後半36分、ゴール前でフリーになっていたところにこぼれ球が飛んでくると、冷静なシュートを沈めて見せた。

VARでオフサイドなしと判定され、得点は認められている。試合は3-3の引き分けとなったが、森下は快挙を達成した。

森下は今季全コンペティションでのゴール数が10に到達。さらにアシスト数も11を記録しており、シーズンダブル(得点とアシストの両方が二桁到達)を達成したのだ。

レギア公式は「日本のGOAT(史上最高選手)。今季ダブルを達成」とそれを祝福している。

また、『TVP SPORT』は「森下はレギアの主役となった。この日本人選手は、ゴールとアシストが二桁に到達。これは首都チームで約10年ぶりの出来事だ!これはレギアでは珍しいこと。近年、このような結果を誇った選手はわずか4人しかいない。シーズン終了までまだ時間があるにもかかわらず、2016-17シーズン以来初めてレギア選手がダブル達成。森下は前半戦ですでに素晴らしいパフォーマンスを見せていたが、後半戦ではチームの重要人物となっている」と讃えていた。

Jリーグではウィングバックを主戦場としていた森下だが、ポーランドでは”魔改造”され、中盤を含めて数多くのポジションで起用されている。『Tranfermarkt』によると、今季の起用ポジションは実に7つ!

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森下は2023年に日本代表にデビューしたものの、最近は招集されていない。27歳にして代表復帰はあるだろうか。

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