マンチェスター・シティは2日に行われたFAカップ5回戦でプリマスを3-1で下した。

2部で23位に低迷する相手にボール保持率73%、シュート29本と圧倒。ただ、放ったシュートのうち、20本は枠外に飛んだものだった。

試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、FAカップで使用されているMitre製の試合球への不満を口にしていた。

「チャンピオンズリーグのボール(adida製)は格別、プレミアリーグのボール(Nike製)も格別だ。これはそうではない。コントロールするのが難しい。

負けた時は不満を言っているように聞こえるが、このボールはちゃんとしたものではない。申し訳ないがね。FAカップやカラバオカップでは何年も起きている。これがビジネスであり、合意してるのは分かっているがね。

何本のシュートが枠外に飛んだか。アーリング(・ハーランド)だけじゃない。ほかの試合も見てくれ。通常、ああいうシュートは枠内に行く」

Puma製の試合球が使用されているカラバオカップでも、アーセナルのミケル・アルテタ監督が同じようにボールの違いを指摘している。

ただ、『BBC』などによれば、FA(イングランドサッカー連盟)の広報担当は、グアルディオラ監督からの苦情に対してこう反論したという。

「Mitreのボールは、FAカップをはじめとするFAの全大会で使用され、FIFAのテストに準拠している。

プロの試合で使用されるボールはすべてFIFAクオリティプロの認定を受ける必要があり、このボールはすべてのテスト要件を満たしている。

好みが主観的なものであることは理解しているが、Mitreとともにこのボールの性能には自信を持っている」

コンペティションごとに使われる試合球が異なっているが、クラブには試合前にトレーニング用のボールが供給されるそう。

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シティはFAカップ準々決勝でボーンマスと対戦する。

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