サッカーは毎年競技規則をリニューアルしており、ルールを定める国際機関であるIFAB(国際サッカー評議会)は、3月1日に会合を行うという。

『A Bola』によれば、オフサイドルールの変更、新しいVARの導入、時間稼ぎとの闘いなどにおける新たなルールの承認を試みるとのこと。

新たに検討されるというオフサイドの新ルールは『ヴェンゲルルール』と呼ばれるもの。

これはアーセン・ヴェンゲル氏が提唱するもので、当該選手の体が完全にオフサイドラインから出ていた場合にのみ、オフサイドになるというもの。

つまり、攻撃側が有利になるように変更するというものだ。現状のようにVARで体の部位を細かく見る必要がなくなる。

そのVARも不要な介入を減らして、試合のスピードアップを狙うための変更が検討されるようだ。

いわゆる、チャレンジシステムで、各チームが試合中に2回だけ判定の見直しを要請できるというもの。

VARは時間だけでなく、コストも要するため、より安価・より簡素にすることを検討していくようだ。

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また、時間稼ぎ対策として、『GKの6秒ルール』も見直される。

GKが6秒以上手や腕でボールをキープした場合は反則で間接フリーキックになる。

ただ、現状ではGKが6秒以上ボールを保持するケースが後を絶たないため、時間を8秒に増やしたうえで効果的なペナルティを科すことを検討するとのこと。この8秒ルールはユース年代の試合でテストされる。

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