伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本人トリオが所属するスタッド・ランス。
25日に行われたアンジェとのクプ・ドゥ・フランス準々決勝にPK戦の末に勝利して、1988年以来37年ぶりとなる準決勝進出を決めた。
後半24分には日本人ホットラインでゴールを奪取!関根が右から放ったクロスを中村がヘディングシュートで叩き込んだ。
スタッド・ランスはこの試合まで4試合連続無得点と苦しんでおり、地元紙『Journal L'Union』は「関根の見事なクロスが同胞である中村の頭上に飛び込み、484分間続いた攻撃の不調に終止符を打った」と讃えていた。
この日は伊東と中村の2トップのようなシステムで、得点シーンでは伊東がニア寄りにいて、その後ろにいた中村がフリーになった形。
試合後、伊東は「ナイスゴール 俺の囮のおかげ。」と中村にメッセージを送っており、中村は「ニキ(兄貴という意味)」と返信していた。
その伊東と中村はイケメンとして女性人気が高い選手たちだが、スタッド・ランスのMGも「純也はアイドルであり、国のスター。フランスでのジルーのような男が醸し出すもの」と語っている(オリヴィエ・ジルーは元フランス代表のイケメンスター)。
なお、関根はこれがプロ初アシスト。伊東から拍手の絵文字で祝福された関根は「ナイスPKです。」と先輩のことも讃えていた(伊東はPK戦で4人目として成功)。
日本人3人の仲睦ましさは微笑ましい限りだが、スタッド・ランスはリーグでは18チーム中15位に低迷。28日には南野拓実が所属するモナコとの大事な試合が控えている。