今月25日に行われたプレミアリーグ第27節、日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンはアウェーでチェルシーと対戦し、0-4で敗れた。
この試合で5試合ぶりの先発となった菅原は後半44分までプレーした。
チームは現在リーグ20チーム中最下位であり、自身のチーム内での立ち位置も絶対的なレギュラーとはいえない状況だ。難しい時期が続いている菅原だが、この敗戦後にサウサンプトン公式サイトに掲載されたインタビューで、サポーターへの感謝を示した。
この試合について菅原は、「最初の20分間は良かった。チェルシーが何か新しいことをしてきても、僕たちはそれに適応し、上手く守れていた。しかし、二つのセットプレーがこのゲームに違いをもたらした。(サウサンプトンの1失点目はコーナーキックから、3失点目はフリーキックから生まれた)これは受け入れられない。セットプレーに集中できていれば、ハーフタイムまで0-0をキープできたはずだ」と振り返った。
続けて「私たちにも、特に前半には、得点して試合をコントロールするチャンスがあった。無失点か、最低でも1失点に抑えられたはずだ。しかし、チャンピオンズリーグ出場圏内にいるようないいチームと戦うことは、いつでも難しい」と敗戦の弁を述べた。
チームの課題について「いつでも大切なことはメンタリティだ。僕たちは現在最下位にいて、勝点を取らなければいけない。メンタリティが最も重要だと思う。僕たちは団結しなければならない。僕たちは、前半に3、4失点するゲームが多すぎる」と決意を語った。
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最後に菅原は「ファンのみんなに本当に感謝したい。木曜の夜8時のゲームにサウサンプトンからここ(ロンドン)までかけつけてくれた。試合後の彼らの反応はとても印象的だった。彼らは手を叩き、『さあ行くぞ、次だ』と言った。それはとても印象深く、僕たちは彼らのために戦わなければならないと感じた。彼らは信じられないほどだ。彼らは僕たちを愛してくれているし、僕らも彼らを愛している」とファンへ感謝を伝えた。