今冬のマーケットでセルティックを退団した日本代表FW古橋亨梧。最終的にはフランス・リーグアンのスタッド・レンヌへと移籍することになった。
セルティックはこの冬にその代わりとなるようなストライカーを確保していないため、この放出にはファンや評論家から疑問の声もあがっていた。
チャンピオンズリーグの決勝トーナメントに進出することが決まっていたという事実もあり、「少なくとも代役となる選手は獲得すべきだった」と批判もあった。
しかしながら『msn』が伝えたところによれば、サッカー業界でコンサルタントを務めているキース・ワイネス氏がポッドキャストで以下のように話していたという。
「私が関係者から聞いたところによれば、古橋はセルティックからの退団を本気で望んでいたようだ。
セルティックの側が彼を売却したがっていたのではなく、古橋自身が移籍したいという希望を表明していたんだ。
驚くべきことではあるが、それでも彼はフランスに行きたいと思っていたのだから、仕方のない選択だ。クラブにいたくない選手を残したいとは思わないものだからね。
セルティックには彼の代わりを獲得できる資金はあったし、それをするつもりでもあったと思う。ただ1月は難しい時期であるし、度を超えた高額の報酬を支払うつもりもなかったのだ」
古橋を放出したセルティックであるが、2月に入ってからの公式戦は4試合で3勝1敗と決して難しい状況にはなく、UEFAチャンピオンズリーグでのバイエルン戦も1-2と最少得点差で凌いでいる。
アダム・イダーや前田大然、ジョアン・フェリペら前線の選手も好調なパフォーマンスを見せており、今のところは古橋の放出を大きなダメージなく乗り越えているようだ。