昨季まで日本代表MF鎌田大地が所属していたイタリアの名門ラツィオ。
鎌田は鳥がエンブレムのクラブでプレーし続けていることが話題だが、ラツィオのシンボルも鷲だ。
先月、ラツィオは鷹匠だった56歳のフアン・ベルナベ氏を解雇した。
陰部にインプラントを埋め込む手術を受けた後、自分の性器を映した写真や動画をSNSに投稿していたことが問題視され、クラブのメディカルスタッフだった執刀医も解雇された。
ベルナベ氏はファシストだった故ベニート・ムッソリーニを敬愛しており、2021年には「ナチス敬礼」で停職処分を受けたことがある人物。
その同氏はすでにサッカー界の仕事に復帰している。
9日に行われたセリエD(イタリア4部)のフォルゴーレ・カラテーゼ対ブレーノ戦に登場すると、試合前に鷹を飛ばしていたのだ。
ただ、『Fanpage.it』によれば、そのショーはやや期待外れだったとか。鷹はベルナベ氏の呼びかけにすぐに反応せず、スタンドからは笑いが起きていたそう。
試合はベルナベ氏を招待したフォルゴーレ・カラテーゼが4-2で勝利。
ベルナベ氏と鷹のギャラは、1回1000ユーロ(15.6万円)だそう。フォルゴーレ・カラテーゼはラツィオと同じ青を基調としたチームだが、鷹との関係は不明。