UEFAチャンピオンズリーグで上田綺世が所属するフェイエノールトと対戦するミラン。

セリエAでは7位となっていることもあり、この冬の移籍市場でカイル・ウォーカー、ジョアン・フェリックス、サンティアゴ・ヒメネス、ウォーレン・ボンドらを補強した。

1000万ユーロ(15.6億円)でモンツァから引き抜いたボンドは21歳のフランス人MF。ナンシーではクラブ史上最年少の15歳でプロ契約を結んだ逸材だ。

43歳になったズラタン・イブラヒモヴィッチはミランのアドバイザーとして新加入選手たちの入団会見に同席したが、ボンドへの振る舞いが話題になっている。

会見が始まる直前、イブラヒモヴィッチは、ボンドの様子をしげしげと眺めると、両手を使って彼の姿勢を正していたのだ。

『Fanpage.it』は、こう伝えていた。

「ズラタンはボンドを隅から隅まで注意深く調べ始めた。

そして、観察すればするほど、この21歳に納得できない何かがあることがはっきりと分かった。しばらくして、それが何だったのかは明らかになった。ズラタンは両手でフランス人の胴体をつかみ、明らかにまっすぐにしていた。

要するに、ズラタンが体現し、要求するプライドには明らかにふさわしくないボディランゲージを表現していたというわけ。少し猫背になった姿勢が気に入らなかったのだ」

イブラヒモヴィッチは、マルセイユにローン放出したイスマエル・ベナセルの代役として獲得したボンドの能力は高く評価している。

「すでにイタリアのサッカーを理解している選手を探していた。彼らは若くてもイタリアのサッカーで素晴らしい経験をしている。

我々が求めていたボンドのクオリティは、スペースをカバーし、ピッチで懸命に働き、汚れ仕事をこなすというもの。

この種の働きはいつも評価されるわけではないが、チームにとっての根幹だ。そして、彼は足元のボール扱いも知っている。若いし、多くの点で成長の余地がある」

イブラヒモヴィッチの最強イレブンから除外されたとんでもない11人

ただ、ボンドはミランのCL登録から外れたため、チャンピオンズリーグではプレーしない。

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