サウジアラビアのアル・ヒラルとの契約を解除し、古巣サントスへの復帰を決めたネイマール。
2月5日の誕生日で33歳になるスターは、サントスの本拠地で行われた帰還イベントで思わず感極まり、涙を見せていた。
「今日は自分にとって特別な日。とても幸せ。子供の頃にここに足を踏み入れ、戻って来ないわけにはいかなかったと話した。
とても幸せさ。僕らはここで多くの素晴らしい瞬間を過ごした。クラブに対する愛情、強さ、勇気、決意、信念、そしてもちろん大胆さに欠けることはない。
子供たち、妻、母、父、親友、そして世界で最も素晴らしいファンがここにいる。この日は一生忘れられない日になるだろう。
この瞬間に参加してくれたすべての人、遠くから見守ってくれている人、私の幸せを応援してくれている人、そしてこれからはサントスを応援してくれる人に感謝する」
そのネイマールは背番号10が入ったユニフォームを着ていた。
1912年創設の名門サントスだが、2024年シーズンは初の2部降格を経験。ブラジル代表のレジェンドであるペレらが背負った伝統の10番を封印して2部を戦うと1年で1部復帰となった。
ネイマールは2013年にバルセロナに移籍するまでサントスで11番をつけていたが、今回は“復活”する10番を背負うことになる。