東京都社会人サッカーリーグ2部を戦っているスペリオ城北は、今季からクラブが「株式会社ASSIST」との共同運営となることを発表した。
スペリオ城北は2005年に設立されたクラブで、東京都の北部にある複数の区をホームタウンとして活動している。
Jリーグを目指すことを標榜しているチームの一つだが、まだ関東リーグまで手が届いておらず、J1から数えて8部にあたるディヴィジョンで戦っていた。
今回株式会社ASSISTとの提携によって代表取締役社長を務める大津祐樹氏が監督に就任。コーチには木暮郁哉氏が招聘されることも発表されている。
また、クラブのオーナーとして宇佐美貴史、中谷進之介（ともにガンバ大阪）、水沼宏太（ニューカッスル・ジェッツ）、山中亮輔（名古屋グランパス）、中山雄太（町田ゼルビア）、朴一圭（横浜F・マリノス）が就任し、アドバイザーを酒井宏樹（オークランドFC）が務めることになるという。
Jリーガーなどサッカー選手がオーナーを務め、さらに元選手である大津祐樹氏が監督として指揮をとる。
かつては稲本潤一、播戸竜二、そして新井場徹が大阪にティアモ枚方（現JFL）を設立したことで話題になり、関西サッカーリーグのFC Basara Hyogoも岡崎慎司が関わっていることで知られる。また北信越フットボールリーグのSR Komatsuも豊田陽平らが設立したものだ。
Jリーグや海外でサッカー選手としてプレーした人物が、指導者としてではなく経営者としてクラブに関わることが近年増加している。これが日本のサッカー界に何をもたらすことになるのか注目だ。
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hatena
