イギリス紙『Daily Mirror』によると、イングランド1部ブレントフォードのコンゴ代表FWヨアヌ・ウィサが、自身が被害を受けた事件に関する裁判に出廷するため、フランスに帰国したと報じた。

この事件は2021年に発生したもので、ウィサは被告である女性から顔に酸性の液体をかけられ、産まれたばかりの娘を誘拐されかける被害に遭った。女性は殺人未遂、児童誘拐、誘拐未遂などの罪で起訴されており、有罪となれば30年の懲役を課される可能性もあるという。

塩酸などの「劇薬」とされる化学物質を顔面などにかけ、化学熱傷を与える行為は「アシッドアタック」と呼ばれており、その悪辣さから近年世界各国で社会問題となっている。

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ウィサの弁護士を務めるモランド・ラホアジ氏によると、ウィサは今も後遺症に苦しんでいるという。

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