今季から英2部リーズでプレーする日本代表MF田中碧。
26歳のMFはここまで24試合に出場し、2試合連続ゴールと首位を走るチームのなかで評価を高めている。ダニエル・ファルケ監督からは「ジェームズ・ボンド級」と讃えられたほど。
そうしたなか、『BBC』は、「田中はリーズ史上最高の掘り出し物のひとりだ」というファンの声を伝えていた。
「リーズ史上、田中ほど即座に成功を収め、瞬く間にファンに愛された選手はおそらくほとんどいないだろう。
(昨年9月末以降)英国の上位4ディビジョンで、パス1000本以上とタックル50回以上を記録した選手は彼以外にはひとりもいない。
碧から愛もすぐに感じられた。リーズの第一印象について、『このチームメイトとプレーすれば、自分の質を高められるし、このチームメイトとサッカーを楽しむことができるだろうと思った』と語っている。
彼はリーズでプレーしたほぼ全試合でマンオブザマッチになれたかもしれない。タックルとパスだけでなく、いまやゴールまで決めている。これは中盤センターからの得点がひとつもなかった昨季のリーズに欠けていたもの。
移籍金290万ポンド(5.5億円)で加入した田中はリーズ史上最高のバーゲンのひとつだ」
田中は昨夏にドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフからリーズに移籍。
リーズは本来狙っていた2人の選手の獲得に失敗しており、田中はプランCとされていたが、ファルケ監督は当初より彼に期待を寄せていたとか。