21日、豪州Aリーグのニューカッスル・ジェッツは、水沼宏太との契約を発表した。

契約は、今年5月までの2024-25シーズンの残り期間ながら、2025-26シーズンまでの延長オプションがつくとのこと。

日本代表経験もある34歳の水沼宏太は、同じく日本代表選手だった水沼貴史氏の息子。2020年に10年ぶりに古巣F・マリノスに復帰すると、チームを支える活躍を続けてきた。

ニューカッスル・ジェッツを通じて、このようなコメントを出している。

「ファンの皆さんにお会いするのが待ち遠しいですし、すべての試合でチームのために全力を尽くします。このチームとともに戦い、成長することが目標です。スタジアムでファンの皆さんに会えるのを楽しみにしています」

また、F・マリノスも水沼がニューカッスル・ジェッツへ完全移籍すると発表している。

「横浜F・マリノスに関わるすべての皆さんへ。まず始めに新シーズンが始まったこのタイミングでのご報告になってしまったこと、申し訳ありません。

このたび、Newcastle Jets FCに移籍することになりました。

2020年シーズン、大好きな横浜F・マリノスのエンブレムを約10年ぶりに胸に付け、また戦えることが決まった日のワクワク感は今でも鮮明に覚えています。

この5年間、最高の仲間たちと一緒に、たくさんの喜びや悔しさ、挑戦や成長を味わってきました。全員で力を合わせて戦った日々は、僕にとって一生忘れられない時間です。そして、夢だった日本代表やリーグ優勝も、この大好きなF・マリノスで叶えることができました。

僕にとっての『横浜F・マリノス第二章』は本当に特別なものです。これまで支えてくれた皆さんには、心の底から感謝しています。一緒に戦ってくれたチームメイト、僕を導き支えてくれた監督やコーチングスタッフ、いつも支えてくれたチームスタッフやフロントスタッフ、クラブを応援し続けてくれたパートナーの皆さん。そして何より、どんなときも全力で声援を送り続けてくれたファン・サポーターの皆さん。本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、僕は成長し続けることができました。

次は、僕がずっと夢を見ていた海外挑戦です。

F・マリノスで過ごした5年間があったからこそ、胸を張って新たな舞台に挑むことができます。『あの横浜F・マリノスから来た選手、なんか面白いぞ!』と思ってもらえるように、全力で戦ってきます。

水沼が頑張ってるぞ!という知らせが、F・マリノスのみんなの追い風となるように、自分らしく堂々とプレーしてきます。

『限界を決めず、絶対に諦めない』その気持ちを胸に、これからも自分の信じた道を進んでいきます。サッカーを通じて、少しでも皆さんに夢や希望、そして勇気を届けていきたいと思っています!

F・マリノスでの時間は、本当に楽しかった!最高でした!これまでも、これからも、横浜F・マリノスは僕にとって憧れであり、大好きなチームです。このクラブの一員でいられたことは、僕の誇りです。また皆さんに会えるときには、ひとまわり大きくなった姿をお見せできるように頑張ってきます。本当にありがとう!行ってきます!」

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