日本人もプレーするトルコ1部で珍しいシーンがあった。
トラブゾンスポルは20日に行われたシヴァスポル戦に4-0で快勝。
3点リードで迎えた後半序盤にはPKのチャンスが到来したが、そこで問題が起きた。
トラブゾンスポルGKウールジャン・チャクルがPKキッカーを志願するも、相手のシヴァスポル選手たちがそれに反発。結局、チャクルはPKを蹴るのを諦めたが、代わりに蹴ったFWシモン・バンザはあえなく失敗してしまったのだ。
@beinsportstr 📌 Trabzonspor penaltı kazandı 🧤 Uğurcan Çakır, penaltıyı kullanmak istedi 👀 Bu karardan vazgeçildi ❌ Simon Banza penaltı vuruşundan yararlanamadı 🥅 Trabzon'da ilginç an! #TSvSVS #beINSPORTS ♬ orijinal ses - beIN SPORTS Türkiye
トルコ代表として2023年の日本戦(日本がトルコに4-2で勝った試合)に出場した28歳のチャクルは、これまでPKを蹴ったことはない。
彼は2人目の子供となる娘さんが誕生したそうで、それを祝うゴールを決めたかったようだ。
ただ、シェノール・ギュネシュ監督は「後半開始時のPKでは、我々の理解が一部崩れてしまった。あんなことが起きなければよかった。ああいう雰囲気はよくない。ウールジャンは行くつもりはなかっただろうが、ファンが望んだことで行ってしまった。バンザも注意散漫になっていた。理解を崩してはいけない」と苦言を呈していた。