イギリス紙『The Sun』は15日、イングランド5部サウスエンド・ユナイテッド対ボストン・ユナイテッドの試合が中止になったと報じた。

5部ということで決して注目度は高くない試合だったが、「開始7分で試合中止」という点がイギリスで話題を集めており、上記『The Sun』紙のほか、イギリスの公共放送『BBC』もこの試合を報じている。

試合中止の原因はなんと「濃霧」。

濃い霧の中で開始されたこの試合は、開始7分で審判の判断により中断され、20分後には正式に試合の中止が発表された。

日本のプロスポーツでも濃霧による試合中止の事例は少ないながら存在し、2005年に合計スコア33-4で阪神タイガースが千葉ロッテマリーンズに敗北したプロ野球・日本シリーズの第1戦などが代表例だ。試合は7回裏で濃霧によるコールドゲームとなっている。

同試合は日本の一部ネット上で「白い霧事件」として大きく話題となり、ファンの注目を集めた。

またサッカーでは、2012年のJFL、V・ファーレン長崎対カマタマーレ讃岐の試合で、濃霧による試合中止が試合開始前に決定されている。

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ボストンからサウスエンドまでは車で片道約3時間、公共交通機関を利用すると約4時間を要する。

ホームチームであるサウスエンドは「今夜、旅をしてきたボストンのサポーターの皆さん、無事に帰宅してください」とコメントを発表している。

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