ドイツ紙『ビルト』は3日、ドイツ2部ニュルンベルクの日本代表FW奥抜侃志(かんじ)がJ1ガンバ大阪の獲得候補に挙がっていると報じた。
同紙によれば、クラブは奥抜とDFティム・ハンドヴェルガーの放出を進めているという。また国際的移籍情報サイト『transfermarkt.de』の情報を引用し、ガンバ大阪が奥抜を獲得候補に挙げているという。
推定移籍金は50万ユーロ(約8100万円)と報じ、奥抜が別のクラブで再出発をしようとしていると伝えた。
奥抜は昨季リーグ戦30試合3得点2アシストと活躍し、昨年1月1日に開催されたタイ代表戦で森保ジャパンデビューも果たした。
今季開幕戦に1得点1アシストと存在感を見せたが、徐々に勢いが停滞。第8節から第17節と10試合連続でベンチ外となり、チームの放出候補と複数のドイツメディアから報じられていた。
また『transfermarkt.de』の投稿情報によれば、G大阪以外にもJ1覇者のヴィッセル神戸、J1サンフレッチェ広島も獲得に向けた問い合わせをしているという。ただG大阪が移籍の有力候補といわれており、交渉は進んでいるとのことだ。
奥抜を狙っているとされるG大阪は2024年シーズンは4位と好位置に付けたが、9季ぶりのJ1制覇を果たせなかった。タイトル奪還に向けてドイツ、ポーランドで輝きを放ったドリブラーを獲得するのかに注視したい。